錦江湾のイルカは食いしん坊!?
-
錦江湾には、火山がつくった海ならではの不思議がいっぱい!
水深200m以上ある深海は、約29,000年前に巨大噴火でへこんでできたもの。錦江湾奥部の姶良カルデラの中には小さな海底カルデラ「若尊(わかみこ)カルデラ」があり、現在も海底で火山ガスを噴出していて、海面に上昇してくる火山ガスの泡「たぎり」がその証です。
また、磯、岩礁、サンゴの海、藻場、干潟、深海などの様々な環境で多様な生物が育まれる豊かな海でもあります。湾内にはイルカや約1,000種類の魚がおり、サツマハオリムシという珍生物も生息。海底では熱水噴出孔(チムニー)やレアメタルも発見されています。
-
夕日と桜島フェリー
-
湯之平展望所からの夜景
錦江湾の名前の由来
薩摩藩初代藩主島津家久が詠んだ歌で、錦江湾という名の由来になったと言われています。この歌は、姶良市の黒川岬から見た錦江湾奥部(姶良カルデラ)を指すものでしたが、歌が広まるにつれ、鹿児島湾全体が錦江湾と言われるようになりました。
錦江湾の恵みを味わおう
錦江湾で育ったブリやカンパチは脂がのり、深海で育ったナミクダヒゲエビはぷりぷりと甘くて絶品です。ここでしか味わえない錦江湾の恵みをどうぞ!